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低用量ピル

ピルの避妊やPMSの改善効果はいつからみられるの?

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ピルは避妊以外にも、女性にとってうれしい効果を期待できる薬です。

たとえばPMS(月経前症候群)によるこころとからだのトラブル改善や、ニキビや乾燥肌の改善などを期待して服用されることがあります。

ほかにもメリットはありますが、どのタイミングからピルの効果があらわれるのか気になりますよね。

この記事では「ピルの避妊とPMSへの効果がみられる時期」についてまとめています。

ピルはどんなことに効果があるの?

ピルは経口避妊薬と呼ばれることもあり、その名のとおり避妊効果があるピルもあります。

避妊のほかにも生理痛やPMSといった生理や肌のトラブルの改善など、女性にうれしい効果がいくつかみられます。

高い避妊効果

妊娠は(1)排卵が起きる(2)卵巣から排卵がおこる(3)卵子と精子が結合して受精卵となる(4)厚くなった子宮内膜に着床することで成立します。

ピルに含まれているのはプロゲステロンとエストロゲンという、ふたつの女性ホルモンです。

このふたつのホルモンは排卵をおこしたり、子宮内膜を厚くするはたらきがあります。

ピルを飲むと女性ホルモンの体内濃度が高くなります。

すると、「女性ホルモンは十分ある」と脳が判断します。すると、女性ホルモンの分泌を一旦おやすみするよう卵巣に指示をだすのです。

卵巣が女性ホルモンの分泌をおやすみすると排卵はおこりません。これに伴って、子宮内膜が厚くなることもなくなります。

ほかにもピルには、子宮粘液を濃くし、精子が子宮内に入りにくくする作用があります。

つまり、

ピルの避妊効果の理由
(1)排卵がストップする
(2)子宮内膜が厚くならない
(3)粘液が濃くなる

これら3つのメカニズムによって、ピルは高い避妊効果が期待されるのです。

生理痛やPMSなど生理のトラブルの改善

生理痛やPMSなどの生理のトラブルは、女性ホルモンのバランスの乱れが原因のひとつといわれています。

一日中横になったり生理前からイライラしやすくなる経験はありませんか。

ピルを継続して飲んで女性ホルモンを補充していると、乱れたホルモンバランスを整えることができます。

その結果、生理痛の軽減やPMSの緩和につながるのです。

ピルのそのほかの効果

ピルのうれしい効果はまだまだあります。

まずひとつは、貧血や子宮内膜症の改善があります これはピルを飲むことで子宮内膜が厚くならないため、生理時の出血量が少なくなるからです。

もうひとつは肌トラブルの改善です。

一部のピルには男性ホルモンが過剰に分泌されることを防ぐ効果があります。すると皮脂の分泌が少なくなるためニキビの改善が期待されます。

また、女性ホルモンのエストロゲンにはコラーゲンを増やすはたらきもあります。肌のハリや乾燥に効果的なため、美容面でもうれしいですね。

そのほかにも女性特有の病気(子宮体がん・卵巣がん・更年期障害)の予防効果があげられます。

ピルの効果
避妊
生理痛、PMSの改善
貧血や子宮内膜症の改善
肌トラブルの改善
女性特有の病気やトラブルの予防 など

ピルの効果はいつから?

これらのピルのうれしい効果は、残念ながら飲み始めてすぐ出てくるわけではありません。

具体的にはどのタイミングであらわれるのでしょうか。

避妊効果はおよそ一週間後

避妊効果がみられるのは、飲み始めて8日目以降からです。

飲み忘れず、正しく飲めていれば問題ありません。次のシートからは1日目から効果があります。

生理痛やPMSの改善は初回から

ピルを飲んでいる間の生理は消退出血のことをさします。

消退出血はピルの休薬期間中におきる出血のことです。

ピルを飲んでいる間は排卵が起きないため、生理痛やPMSがあらわれることはありません。

そのため飲み始めて最初の生理から、改善効果がみられます。

 ピルには副作用もある

ピルは薬のため副作用もありますが、一時的なことがほとんどです。ほとんどの副作用は服用開始から1〜3ヶ月経つと消失します。

飲み続けていると症状はおさまりますが、程度には個人差がありますので、心配な場合は医療機関に相談しましょう。

ピルの副作用にはどんなものがあるの?

ピルの副作用としてよくみられるのは吐き気や頭痛、胸の張り感です。

また、不正出血もよくみられる副作用のひとつです。

重大な副作用としては血栓症があげられます。

血栓症は血の塊が血管を詰まらせてしまう病気です。

若い女性にはめったに現れませんが、ピルを飲んでいる間はリスクを下げるためにも禁煙を求められることがあります。

万が一、ふくらはぎの違和感や息苦しさなど、血栓症の症状が見られた際は医療機関に相談するようにしましょう。

ピルの副作用
吐き気
頭痛
胸の張り感
不正出血
むくみ
だるさ
血栓症 など

ピルの副作用はいつから起きるの?

副作用は飲み始めてすぐに起きることが多いです。

なぜかというと、飲み始めのタイミングはホルモンバランスを整えている最中だからです。

ホルモンバランスが整うまでピルを飲みつづけていれば、副作用は自然とおさまってきます。

ピルの副作用はいつまで続くの?

ホルモンバランスが整うまで副作用は続きますが、飲み始めて3か月以内(3シート)におさまることがほとんどです。

それよりはやめにホルモンバランスが整えば、副作用が続く期間も短くなります。

ピルの副作用がどうしてもつらいときは?

3か月以内におさまるといわれていても、吐き気や頭痛が続くのはつらいですよね。

飲み続けるのがつらいときの対処法は以下のとおりとなります。

まずはかかりつけ医に相談する

副作用がつらい場合はかかりつけの病院に相談しましょう。

服用するピルの種類を変えたり、痛み止めや吐き気止めを処方してもらうことが可能となります。

ピルの種類を変えてみる

ピルを飲んで3か月たっても副作用がつらい場合は、ピルがからだに合っていない可能性があります。

その際は、ピルの種類を変えてみるのもひとつの方法です。

ピルには一相性・三相性と種類があります。ちがいは女性ホルモンの量です。

一相性低用量ピルは、すべての錠剤に女性ホルモンが同じ量含まれています。

それに対して、三相性は飲むタイミングに合わせて段階的に女性ホルモンの量が変わっていきます。

どちらも避妊効果は同じですが、三相性は飲む順番を間違えると避妊効果がみられなくなるため、注意が必要です。

そのほかにも、月経困難症や子宮内膜症の治療としての低用量ピル(LEP)があります。

LEPは治療薬として処方されますが、避妊効果もあります。

かかりつけ医と相談しながら、自分に合うピルの種類を決めていってください。

ピルの種類

一相性 三相性 LEP
マーベロン
ファボワール など
ラベルフィーユ
トリキュラー
シンフェーズ
アンジュ など
ルナベル
フリウェル
ヤーズフレックス など

市販の薬で対策しちゃダメ?

頭痛や吐き気がつらいときに、市販の薬を自己判断で使うのは控えた方が良いでしょう。

なぜなら薬の種類によって、ピルの効果が半減したり、副作用が強くでてしまう場合があります。

たとえば風邪をひいたときにのむ抗生剤は、ピルの効果を弱めます。また、胃潰瘍のくすりは副作用が強くでてしまう可能性もあります。

そのため吐き気止めや痛み止めが必要な際は、かならずかかりつけ医ないし、薬剤師に相談してください。

まとめ

ピルの避妊効果は、正しく飲めていればおよそ一週間後から避妊効果がみられます。

また飲み始めて最初の生理(消退出血)の時に、生理のトラブル軽減を体感することができます。

副作用はピル飲み続けて女性ホルモンのバランスが整えばおさまります。

ですがつらい場合はガマンせずに、かかりつけ医に相談しましょう。

参考記事:

OCを服用される方へ|バイエル薬品株式会社

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