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アフターピルを処方してもらうには？
「コンドーム無しで性交渉をした」「コンドームが途中で破けた」「性犯罪にあった」など、避妊に失敗した時に必要なのがアフターピルという薬です。アフターピルとは、妊娠を避けるためにできるだけ早く服用する薬です。アフターピルは別の言い方で、緊急避妊薬とも言われています。黄体ホルモン（レボノルゲストレル）を主成分とし、日本では2011年に認可されて医療機関で処方できるようになりました。妊娠の成立自体を妨げるため、人工中絶とは異なる方法です。ここで気になるのは、アフターピルを処方してもらうにはどうすれば良いのかですよね。また、アフターピル処方の流れについても気になると思います。ですので、ここではアフターピルの処方や流れについて詳しく解説していきます。
アフターピルはどこで処方してもらえる？
アフターピルは、産婦人科病院やクリニックで処方してもらえます。近くに処方してくれるクリニックがなければ2021年2月現在オンラインで処方するクリニックが存在しますので、信頼できる期間かをご自身で確認した上で利用しましょう。
アフターピルを病院で処方してもらうには？診察は必要なの？
アフターピルを病院で処方してもらう流れにおいては、まずは予約が必要です。予約なしの病院やクリニックもありますが、ほとんどは完全予約制です。電話やインターネットで予約しましょう。
予約ができたら、予約当日に病院へ行きます。まずは受付ですが、問診票が渡されるので記入します。問診票ではなぜ病院に来たのか、どんな症状があるのか、最終月経の日や性行為のあった日などを記入するようになっています。アフターピルを処方してもらいたい旨を記載しましょう。
また、アフターピルは保険適用外なので受付において健康保険証の提示などは必要ありません。
問診票が書けたら医師の診察の順番を待ちます。
アフターピルは医師の診察がないと処方できない薬です。処方時には医師からはアフターピルの服用方法や注意点、副作用などの説明があります。診察の際、ほとんどの場合、服を脱いだり触診があったりするわけではありません。
医師の話をしっかり聞いておき、不安なことや困っていることがあれば診察の時に医師に相談しておきましょう。
アフターピルはオンラインでも処方してもらえる？
アフターピルは産婦人科やクリニックで処方されるとお伝えしましたが、「どうしても病院に行きたくない」と思っている方も多いと思います。避妊に失敗したと医師に伝えるのは恥ずかしい気もしますし、デリケートかつプライベートなことなので相談もしにくいです。そんな時は、オンライン診療があります。オンライン診療とは、家にいながらスマホやパソコンの画面を通して病院を受診する医療サービスのことです。オンライン診療ならプライバシーが保たれますし、待ち時間なし交通費なしで医師に診てもらえます。なにより、すぐに薬が届くのもメリットです。アフターピルはできるだけ早く飲みたいですから、オンライン診療ならその点も便利です。
アフターピルは男性や代理でも処方してもらえる？
残念ながら、アフターピルは代理での受け渡しはできません。必ず本人の診察が必要になります。ただし、相手の男性が付き添いで病院に行くことなどは可能です。ただし中には男性の立ち入りを禁じている病院・診療所もありますので、確認しましょう。
アフターピルは処方方法によって値段が異なる？
ここまでで病院やオンライン診療などアフターピルの処方方法はいくつかあることがわかりましたが、その処方方法によってアフターピルの値段は変わるのでしょうか？
アフターピルは処方方法によって値段が異なる？
アフターピルの値段の相場は、病院やクリニックごとで値段が変わるという場合が多いです。アフターピルの値段は、その病院やクリニックの公式ホームページなどに記載されているので、事前に確認してから病院を選ぶのも1つの手段です。
アフターピルのあなたに合った処方方法とは？
ここではあなたに合ったアフターピルの処方方法をご紹介していきます。
アフターピルの処方方法｜できるだけ早く安全に処方してもらいたい方
できるだけ安全にアフターピルを処方してもらいたい方は、産婦人科専門医のいる病院やクリニックで処方してもらいましょう。また、診察と同時にその場でアフターピルを飲ませてくれる場合もあるので、できるだけ早くアフターピルを飲みたい方にもおすすめです。ただし、休日・祝日の診療を受け付けていなかったり、平日でも休診日にあたってしまったりすることもあるため、その時間に病院で対面診療を受けることが困難な方もいます。
アフターピルの処方方法｜プライバシーを守りたいという方
プライバシーを守りたいという方にはオンライン診療がおすすめです。オンライン診療とは、自宅にいながらスマホやパソコンの画面を通して病院を受診する医療サービスのことです。オンライン診療なら実際に医師と言葉を交わさなくて済み、プライバシーが保たれます。また、近場の病院・診療所では対応していない時間に診察を受け付けるところもあります。診察から手元にアフターピルが届くまでの時間がネックになることが少なくありませんが、医療機関によっては即日手元に届くサービスもあります。
まとめ
アフターピルの処方や流れについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか？アフターピルは大切な緊急避妊薬ですから、しっかりした医療機関で正しい流れで処方してもらうようにしましょう。
[最終更新日：2021年2月10日]
