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ピルを産婦人科で処方してもらう方法
「ピルを産婦人科で処方してもらいたいけれどやり方が分からない」
「そもそもピルを処方してもらえるの?」
自分にもそういった経験がありました。
「薬局に行ったらピルを購入できる!」と思っていた時期もありました。
少し恥ずかしいですが(笑)
今回は、初めてピルの処方を受けたい方向けにネットで調べてもよくわからない疑問を解決していきます。
ピルは産婦人科で処方してもらえるってホント?
ピルを生理ずらす意味で使いたいという女性や、望まない妊娠を回避したいと望む女性がが産婦人科を受診してピルを処方してもらうことが珍しい時代ではなくなりつつあります。
産婦人科は赤ちゃんを取り上げてくれるだけではなく、必要に応じてピルを処方してくれるので、月経を移動させたい方や予期せず避妊に失敗をして妊娠の可能性が高くなってしまったときは産婦人科で診察を受けて処方してもらえます。
産婦人科に行ったことがないので不安という方は、お友達や知り合いからおすすめの産婦人科を教えてもらうなど、安心できる病院を探してみてはいかがでしょうか。
ピルを産婦人科で処方してもらうための一連の流れ
産婦人科によって対応は様々ですが、一般的にピルを初めて処方してもらう場合、最初は診察を受けます。
状況や必要に応じてピルが処方されて、次回もまた来院して診察を受けてピルを出してもらうケースもあれば、二回目以降は自動的に自宅に届けてもらえる仕組みを導入しているところもあります。
ちなみに2020年2月現在、日本ではオンライン処方が可能です。
そのため病院で診察を受けずに処方してもらえるようになったので、忙しくて病院に行くことが難しい女性でも自分の体を守るためにピルを処方してもらことも可能です。
ピルを産婦人科で処方してもらうために用意するもの
ピルを産婦人科で処方してもらう際、あらかじめ用意しておくものは身分証とお金です。
病院によってクレジットカードによる支払いを導入しているところもあります。
ピルは保険証なしでも処方してもらえます。
また、どのような状況でピルを処方してもらうかによって保険適用になるか、保険適用外になるか分かれます。
子宮内膜症など病気を改善させることを目的に処方してもらう場合は保険が適用されます。
それ以外は基本的に保険適用外となりますので、診察代や薬代は全額負担となります。
ピルを産婦人科で処方してもらうときに必要な費用
ピルの値段は種類にもよりますが、国産であればおよそ3,000円前後、海外製であればおよそ2,500円が目安となります。
このほか、診察料金も必要となります。
産婦人科ではどんなピルを処方しているのか
産婦人科でピルを処方してもらうなら、どんなタイプのピルがあるのか知っておくことも大事です。
状況に応じて、状況に適したピルが処方されます。
アフターピルは産婦人科で処方可能なのか
アフターピルはホルモン剤なので、ホルモンをコントロールして、望まない妊娠を回避するもので、産婦人科で処方してもらえます。
アフターピルとは別名緊急避妊薬と呼ばれていて、望まない妊娠をしてしまう可能性を回避するときに服用するものです。
避妊に失敗したなど妊娠の可能性が高い場合、アフターピルを産婦人科で処方してもらいます。
基本的には服用するタイミングが早いほど避妊の可能性はが高まるとされています。
低用量ピルは産婦人科で処方可能なのか
低用量ピルも産婦人科で処方してもらうことができます。
避妊を目的に普段から服用している女性もいますが、多くは月経による不調を改善させるために服用してる女性が多数います。
低用量ピルは月経前症候群や子宮内膜症などのリスクを下げる働きを持っているため、毎月の月経の症状が重いという女性が低用量ピルを日常的に服用していることも多いことでしょう。
ちなみに低用量ピルは避妊率がかなり高いことで知られていて、正しく服用できている場合の避妊率はおよそ99.7%と高いのも特徴のひとつです。
どんな人が産婦人科でピルを処方してもらうのか
ピルを産婦人科で処方してもらう場合、アフターピルがいいのか低用量ピルがいいのか、これは状況に応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。
アフターピルは緊急避妊薬ですから、避妊したはずなのに失敗した可能性があるときや、強引に体の関係を迫られて、しかも避妊してもらえなかったため妊娠の可能性が高いときなどに服用を推奨されています。
低用量ピルの場合、避妊を回避するためはもちろんのこと、月経痛や女性特有の病気を軽減させるだけでなく、子宮体がんや卵巣がんなどの病気になるリスクを下げる効用も期待されています。
まとめ
はじめてピルを産婦人科で処方してもらう場合、まだまだ知らないことが山積みでしょう。
疑問点や不安などをひとつずつ取り除いて、自分の体を守るためにもピルを正しく取り入れていきましょう。
参考文献:
[最終更新日:2023/02/15]