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アフターピルは通販で購入できるの?

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2021年現在、国内でアフターピル(緊急避妊薬)を購入するには医師の診察を受ける必要があります。

しかし避妊はデリケートな問題。アフターピルをもらうことに抵抗がある方もいるかと思います。
病院に行くのを誰かに見られたり、直接医師と話すのを恥ずかしいと思う方も少なくありません。

そんなとき、通販でアフターピルを買えたら便利ですよね。
しかし通販でのアフターピル購入には、リスクが伴うこともあります。

ここではアフターピルを安全にネットで購入する方法を、詳しく紹介します。

アフターピルは通販で購入することができるの?

どこにも行かずに、欲しいものが自宅に届く通販。

大手通販サイトでも医薬品が売ってますが、アフターピルも買えるのでしょうか。

アフターピルはAmazonや一般の通販サイトで購入することはできない

結論から言うと、amazonや楽天市場など一般の通販サイトでアフターピルは購入できません。

通販サイトで購入できる医薬品は、ドラッグストアで売っている市販薬(OTC)だけです。

ドラッグストアで売っていないアフターピルは、通販サイトでも売っていないのです

アフターピルが通販で購入できない理由とは?

医薬品が通販で購入できるかどうかは、医薬品の区分によって決まります。

国内で承認されているアフターピルのノルレボ錠とプラノバール配合錠(ヤッペ法)は、どちらも規制区分は「処方せん医薬品」です。
参考:ノルレボ錠1.5mgプラノバール配合錠

区分が「処方せん医薬品」の薬は、医師の診察を受けて処方せんをもらわないと購入できません。

もしくは病院で診察を受けて、その場でアフターピルをもらうかのどちらかです。そのため国内正規の方法で、処方せん医薬品であるアフターピルを通販することはできません。

医師に会わず処方せん不要で購入できるAmazonなど一般通販サイトでは、アフターピルを扱えないということですね。

アフターピルをネットで購入することはできない?

アフターピルは、amazonや楽天市場など一般の通販サイトでは買えません。

しかし、アフターピルをネットで買うこと自体は可能です。

一般通販サイトを使わず、ネットでアフターピルを購入する方法を紹介します。

アフターピルをオンラインで購入する方法とは?

インターネットを利用してアフターピルを購入する方法は、2つ存在します。

1つ目は、個人輸入代行サイトを利用する方法。もう1つは、病院やクリニックのオンライン診療を受ける方法です。

個人輸入代行サイトとは、医薬品を求める個人に代わり、海外から医薬品を購入する通販サイトのことをいいます。

日本のアフターピルは処方せん医薬品ですが、海外のアフターピルに日本のルールは当てはまりません。

個人が自分のためにアフターピルなど医薬品を通販で個人輸入することは、法律違反に当たらないのです。
参考:医薬品を個人輸入することは可能ですか?

ちなみにメルカリやヤフオクなどで、個人間で医薬品を取引するのは薬事法違反となります。万が一アフターピルが出品されていても、絶対に購入しないようにしましょう。

個人輸入代行サイトから購入するのは危険なの?その理由とは?

アフターピルは、個人輸入の通販サイトで買うことができます。しかし、個人輸入の通販で海外からアフターピルを買うことには大きなリスクが伴います。

第一に通販サイトに即日発送と書いてあっても、到着までには5~10日かかります。そのため、危険な性交後にすぐ注文しても、効果が十分に発揮できる期間内にアフターピルが届きません。

個人輸入通販で事前にアフターピルを購入しておく人もいますが、期限が切れてしまい十分に効果が発揮できないことも考えられます。

また海外の医薬品には、偽物も含まれている可能性があります。

さらに、国内の相場と比べて明らかに安いジェネリック薬は、十分な効果が発揮されない可能性があります。

個人輸入通販でやせ薬を購入したことが原因と疑われる、死亡事例も報告されています。
参考:医薬品等の個人輸入にご注意!

緊急避妊という女性にとって大切なシーンで使う薬だからこそ危険な通販ではなく、アフターピルは安全で正しい方法で購入しましょう。

アフターピルはオンライン診療で安全に購入することが可能!

個人輸入通販サイトでアフターピルを購入することは、様々なリスクがあります。しかし国内の病院やクリニックのオンライン診療なら、比較的安全にネットでアフターピルを購入できますよ。

オンライン診療は通販ではなく、国で認められた正規の受診方法です。
参考:厚生労働省 オンライン診療に関するホームページ

国内から即日発送可能なので、多くの地域で必要なタイミングに間に合うように発送してもらえます。

アフターピルのオンライン処方の流れとは?

オンライン診療でのアフターピル購入は、全てネットだけで完結します。病院に行かずに済むのは、通販サイトと同じです。個人輸入の通販と違うのは、アフターピル購入前に医師の診察を受けることです。

アフターピルをオンライン診療で購入するには、まずLINEなどビデオ通話で医師の診察を受けますあとは待つだけで、自宅や指定の場所にアフターピルが届きます。支払いは通販同様に、クレジットカードもしくは銀行振込です。

病院によっては、処方せんが自宅に送られてきて、調剤薬局でアフターピルを受け取ることもあります。アフターピルの処方は保険適応外なので保険証に記録が残らず、受診が誰かに知られることはありません。(本人確認のためのみ、保険証を使用する場合があります)

オンライン診療を行っている病院では、避妊率が高い最新のアフターピルであるエラワンや正規品の安いジェネリック薬を取り扱っていることも多いです。医師と相談して、自分に合ったアフターピルを選びましょう。

服用後に不安なことがあれば、再度オンラインで診察を受けて相談することも可能です。

そもそもアフターピルとは?その効果と副作用

アフターピルとは、緊急避妊薬のことです。避妊に失敗したときに服用することで、妊娠の確率を下げられます。ただし確実に避妊できるわけではありません。

アフターピルのことを正しく知って、いざと言うときに備えましょう。

アフターピルの仕組みとは?なぜ避妊効果があるの?

アフターピルには、女性ホルモンが入っています。女性ホルモンの量を一気に増やすことで、妊娠しにくい状況を作り出すことを目的とした薬です。

具体的には排卵を遅らせたり着床しにくくすることで、アフターピルが妊娠を防いでくれます。
参考:ノルレボ錠1.5mg 薬効薬理

精子の動きをジャマして受精を防ぐ効果もありますが、すでに着床が成立してしまった場合に、アフターピルに妊娠を中絶させる効果はありません。

アフターピルの避妊効果はどれくらいなの?

アフターピルの効果判定には、妊娠阻止率が使われます。

ノルレボ錠の妊娠阻止率は、国内試験で81%、海外試験で84%です。
参考:医療用医薬品 : ノルレボ 臨床成績

妊娠阻止率とは、避妊せず妊娠することが予想される女性の中だけで、アフターピルで避妊できた人数の割合です。

妊娠阻止率が84%=アフターピルを飲んだ16%が妊娠したではありません。

同じ海外試験において、妊娠したのは1198人中16人だけ。
つまり98.66%の人は、アフターピルを飲んで避妊に成功したということです。

ただしアフターピルの避妊率は、危険な性交から時間が経過していないほど高くなります。例としてアフターピルのノルレボを性交から24時間以内に服用した場合の妊娠阻止率は95%ですが、48時間以内の服用だと85%、72時間以内の服用は58%です。
参考:経口避妊薬ファクトブック

アフターピルの副作用にはどんなものがあるの?

ノルレボが承認されるまで日本で主流だったアフターピルは、ヤッペ法です。ヤッペ法は吐き気の副作用が強く、実際に嘔吐して効果が出ない方も少なくありませんでした。

しかし、現在主流のノルレボは吐き気が出にくいアフターピルです。販売時の調査においても、嘔吐した方は全体の0.1%未満でした。

出典元:医療用医薬品:ノルレボ 

その他の副作用として、消退出血や不正出血など、出血に関する副作用は半数近くの方に起きます。これらは多くが一時的なもので、出血は数日で止まります。

他に予想されるノルレボの副作用は、頭痛・眠気・腹痛などです。出血以外の副作用は。多くの場合アフターピル服用から24時間以内に治まります。

万が一体調不良が気になる症状が続く場合は、アフターピルを処方した医師に相談しましょう。特にアフターピルを飲んで2時間以内に吐いてしまった場合は、再度アフターピルを飲み直す必要があります。

このとき飲んだアフターピルが個人輸入など通販サイトで購入したものである場合、病院によっては対応してもらえないことがあります。

アフターピルはどこで購入すれば安全なの?

 

アフターピルを購入するには、個人輸入での通販もしくは医師に処方してもらう方法があります。しかし、個人輸入での通販には、偽薬の危険がつきまといます。アフターピルの到着が間に合わず避妊に失敗する可能性もあります。

自分の大切な身体を守るためにも、アフターピルは安全な方法で購入しましょう。

医療機関で処方してもらう

1番メジャーなアフターピルの購入方法は、身近な病院で処方してもらうことです。病院のホームページにアフターピルに関する記載がなければ、電話で問い合わせてみましょう。婦人科のほか、内科や皮膚科などでもアフターピルを取り扱っていることがあります。

病院に行くことで、直接医師と話ができるので安心感がありますね。また、受診してすぐにアフターピルをもらえるので、急ぎでいる時にも助かります。

医療機関でアフターピルをもらうデメリットは、休診時間があること。例えば土曜の午後に性交の失敗に気が付いたら、病院が開く月曜日の朝まで40時間以上待つことになってしまいます。

オンライン診療で処方してもらう

病院に直接行かなくても、オンライン診療でアフターピルを処方してもらえます。医療機関に行くのと同様に、ビデオ通話を通じて医師の診察を受けられます。通販とは違い、アフターピルの飲み方や選び方までしっかり相談できます。

スマホやパソコンなどビデオ通話ができる環境があれば、誰でもオンライン診療を利用可能です。

アフターピルは自由診療なので、病院ごとに料金が異なります。これは実際に病院に行く場合も、オンライン診療の場合も同じです。

オンライン診療の場合は送料など諸経費がかかります。

オンライン診療はどんな人におすすめなの?

自宅にいながらアフターピルが購入できる、オンライン診療は以下の方におすすめです。

  • 病院に行く時間がない
  • 土日や夜間に受診したい
  • 近くにアフターピルを扱う病院がない
  • 病院に入ること、直接医師に会うのに抵抗がある

アフターピルを扱うオンライン診療では、その緊急性の高さから24時間365日受診可能なクリニックが多く存在します。

病院に行く時間がない方や、病院が開いていないタイミングでアフターピルが必要になったときも安心です。日本のどこからでも受診可能なので、近くにアフターピルを出してくれる病院がない方にもおすすめです。

即日発送で、最短翌日にはアフターピルを受け取れます。(離島など薬の到着に4日以上かかるエリアもあります)

アフターピルをもらうために婦人科へ行くことに抵抗がある方も、オンライン診療なら誰にも会わずにアフターピルを購入できますよ。

ネット通販の経験がなくても、LINEや専用アプリで簡単に診察が受けられます。妊娠が心配だけどすぐに病院に行けない方は、オンラインで医師に相談してみましょう。

まとめ

アフターピルを病院に買いに行くのに抵抗があり、通販で買いたいと考える方は少なくありません。安い通販のジェネリックアフターピルもあ り、費用的にも気になるのは当然です。

しかしアフターピルを個人輸入の通販で購入することは、偽薬による副作用や避妊の失敗のリスクがあります。

到着までに5~10日かかることから、必要なタイミングまでに入手することもできません。ネットでアフターピルを購入するなら、通販より安心な病院のオンライン診療を利用しましょう。

オンライン診療は通販サイト利用時と同じように家にいながら利用でき、さらに正規のアフターピルを最短翌日に受け取れます。

病院に行くのと同じように医師とネットを通じて面談できるので、不安要素についてもしっかり質問できます。

自分の身体を守れるのは、自分だけです。不安な通販ではなく、正しく安全な方法でアフターピルを購入してくださいね。

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