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アフターピルを服用すると生理が早まる?体に影響はないの?

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性行為を行った際に、避妊をしなかった場合や避妊具が外れてしまったなどで避妊に失敗してしまった際に、望まない妊娠を避けるためにアフターピルと呼ばれる薬を服用することがあります。

そのアフターピルを服用した後に生理が早く来る理由と、服用することで体にどのような影響が出ることが考えられるのかをまとめましたので参考になれば幸いです。

アフターピルを服用すると生理が早まる場合がある?

アフターピルを服用するとなぜ生理は早まるの?

アフターピルを服用することにより女性ホルモンのバランスが崩れるため少しの間、月経の周期が安定しません。 一般的には、排卵する前や排卵期にアフターピルを服用することで、月経の予定日より早く月経が起こる場合があります。

アフターピル服用後どのくらいで生理は来るの?

アフターピルをの服用から3週間以内に生理が来る

アフターピルを服用した後の出血のタイミングは人によって異なります。

アフターピルを服用した女性の内、16%の人は自然な生理周期とは関係なく、服用後1週間以内に月経が来たという報告があります。しかし半数の女性は数日程度普段の生理周期より遅く消退出血(いわゆる生理)が来たと報告されています。

それでも、避妊に成功している限り、概ね3週間以内に消退出血があるようです。

アフターピルの服用後に起こる出血は、アフターピルの効果により起こっているため、自然に起こった月経と異なり、単に消退出血と呼びます。このためアフターピルを服用すると、同じ月に2回の月経が起こることもあります。

また、アフターピルを服用した場合でも月経予定日通りに月経が起こることもあり、この場合は、アフターピル服用による月経と、自然な月経とが同時に起こったことになります。

アフターピルを服用した後、排卵は起こるの?

結論から申し上げますと、排卵が起こる可能性はあります。

アフターピルの効果は排卵を抑制したり、遅延させたりすることです。アフターピルが服用後、排卵を遅延させるように働いた場合、アフターピルの効果切れの後、排卵が起こる可能性が十分にあります。

つまり、アフターピルを服用したから絶対に大丈夫、避妊をせずに性行為をしてしまえば、妊娠をする可能性は決して低くないということです。

・アフターピルを服用した後、いつから避妊をすればよいの?

アフターピルを服用した場合でも、その後に避妊しないでに性行為をすれば、妊娠する可能性はあります。

アフターピル服用後に性行為をする場合には、低用量ピル(低用量経口避妊薬)の服用をオススメします。

また、心構えとして性行為をする際は確実な避妊を心がけるようにしましょう。

アフターピルを服用したことで1度妊娠が防げたとしても、100%の避妊は望めません。

自分の身体を守るために、自分だけの考えで行動するのではなく、日頃からパートナーと、二人にあった避妊方法を話し合って実践してください。

また、アフターピルは、妊娠を防ぐ薬ですので性感染症(エイズ、梅毒、淋病、クラジミア、ヘルペス)などを予防することはできません。

アフターピルは100%避妊ができる薬ではないこと、性感染症の予防には効果がないことの2点を正しく認識して頂き、どのような避妊法を行うべきか考えた方が良いでしょう。

アフターピル服用後の体への影響は?

・アフターピル服用後、生理がこない

アフターピルの服用後は、1生理周期を早まったり、逆に遅くなったりすることがあります。予定の生理周期に生理が起こらなくても、落ち着いて2週間以上様子を見ることも重要となってきます。

アフターピルを正しく服用したとしても、妊娠を防げないこともあります。万が一、アフターピルの服用後3週間経っても月経が起こらない場合は、妊娠が成立している可能性が考えられます。

不安な場合、できるだけ早くに医療機関で検査を受けた方が良いでしょう。

・アフターピル服用後の副作用は?

主な副作用としては、悪心、吐き気、頭痛などが報告されています。
現在、最も流通しているノルレボは吐き気の副作用は少なくなりましたが、病院によっては吐き気止めも一緒に処方してくれますので心配な場合は医師に相談してみてください。

また、その他の副作用としては、全身倦怠感、月経出血量の増加や減少・下腹部痛などがあります。
一般的にこれらの副作用は、数時間から半日程度で症状は改善します。24時間以上続くことは稀です。

尚、万が一副作用が出た場合には医療機関に相談しましょう。

まとめ

アフターピルはあくまで緊急時に服用して望まない妊娠を防ぐ医薬品であり、避妊しないで性行為を行うための薬ではありません。

現在流通しているアフターピルは副作用が少ないように作られており、昔と比べると体への負担は少なくなったと言えます。

しかし、全く体に影響が出ないわけではありません。大事なのはアフターピルを服用するような状況を作らないということです。性行為を行う際は、低用量ピルなどより確実で計画的な避妊方法を選んでください。

また、アフターピルを服用する場合には、必ず医師の診察を受けて処方したものを服用するようにしてください。

参考文献:

緊急避妊法の適正使用に関する指針|公益社団法人日本産科婦人科学会

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