アフターピル/低用量ピルのオンライン処方はピルタス

Pilltas

アフターピル

アフターピル服用後にくる消退出血とは?

更新日:

アフタピルを服用してから1週間ほどで生理のような出血がくる場合があります。これを消退出血といいます。

アフターピルを服用するとくる消退出血とは?

アフターピルを服用してからくる消退出血は、厚くなった子宮内膜がはがれ落ちたものです。生理と同じものですが、アフターピルの効果で起った出血です。

アフターピル服用後、どんなときに消退出血はくるの?

アフターピルを服用したのが排卵前や排卵期だった場合は、アフターピルの効果で予定より早く生理がくる感覚で、早い人は2〜3日、通常1週間くらいで消退出血がきます。

タイミング的に排卵後にアフターピルを服用した場合は、いつもの生理予定日に消退出血がきます。生理予定日とアフターピルによる消退出血の時期が重なるためです。

生理と消退出血、不正出血は違うの?

生理と消退出血は同じもので、子宮内膜がはがれてドロっとした茶色がかった出血です。不正出血は、女性器内の異常で起こる真っ赤な出血であることが多いです。

消退出血はどのくらいの期間続くの?

アフターピル服用後の消退出血がいつまで続くのかといえば、通常の生理より短い期間で、出血量も少量です。

消退出血はいつくるの?

アフターピル服用後、およそ3週間以内に消退出血があることが多いです。

服用した人の半数以上が本来の月経周期より数日後ろにずれることを報告していますので、本来の月経周期と同じタイミングで消退出血がなくても過度に心配する必要はありません。

服用した人の16%には本来の月経周期と無関係に消退出血があったという調査があります。

消退出血はいつまで続くの?

通常の生理周期で起こる消退出血は3日〜1週間ですが、アフターピルを服用後の消退出血は、量が少なく2〜3日程度の出血です。軽い出血の後の同じ月に、生理予定日に通常の生理がくることもあります。

消退出血がこない、どうしたらいいの?

アフターピルを服用後、1週間過ぎても消退出血がこない場合もあります。

消退出血がこないのはどんなとき?

アフターピルを服用後1週間経っても消退出血のこないことがあります。

アフターピル服用後すぐには消退出血がこない人もいます。また、アフターピルを服用した時期によって、消退出血が通常の生理予定日と同じ日にくることもあります。

消退出血がどのくらいこないと妊娠の可能性があるの?

アフターピルを服用後、3週間経っても消退出血がこない場合は、妊娠の可能性があります。

消退出血があっても、茶色の出血ではなく、鮮やかな色の出血が2〜3日続くような不正出血があるだけで、その後、生理がない場合も妊娠が疑われます。※経血の色や状態は人によって異なります。

妊娠の可能性があるときはどうすればいいの?

アフターピルを服用した後に消退出血がこないなど、妊娠した可能性がある場合、いつまでも悩んでいる時間はありません。できるだけ早く、本当に妊娠しているのかどうかを調べましょう。

医療機関で検査を行う

アフターピルを服用してから3週間経っても消退出血がない、逆に出血が続いているなどといった場合は、医療機関に相談しましょう。

アフターピルを服用後1週間でくるとされている消退出血ですが、こない人、こない場合もあるので、その時点ではまだ妊娠しているかどうかの判断はできません。

妊娠検査薬を利用してみる

できるだけ早く妊娠しているかどうかを知りたい場合は、市販の妊娠検査薬を利用して見ましょう。

一般的な妊娠検査薬は、尿内のhCGホルモンという妊娠ホルモンを感じる感度が50mlU/mLです。アフターピルの服用後、生理予定日から1週間経っても消退出血がこないタイミングで使用すると判定できます。

もっと早く知りたいときは、25mlU/mLの早期妊娠検査薬もあります。生理予定日の3〜4日前から使用でき、50mlU/mLの妊娠検査薬で陽性判定が薄かった場合の再判定にも使えます。

妊娠検査薬で陰性判定でも、尿の成分が薄かったり使用が早過ぎたりした場合には、妊娠の可能性が否定できません。陽性でも陰性でも妊娠が疑われる場合は、医療機関を受診しましょう。

少しでも避妊の確率を上げるには?

アフターピルを服用しても、妊娠を100%防ぐことはできません。少しでも避妊の確率をあげるにはどうしたらいいでしょうか。

少しでも早くアフターピルを服用しましょう

アフターピルは、性交後72時間以内に服用することが推奨されています。アフターピルは、排卵前や排卵期には排卵を止める作用で、排卵後では子宮内を着床(子宮に定着)しないようにする作用で妊娠を防ぎます。

卵子が受精して着床した後にアフターピルを服用しても効果はありません。

アフターピルが高い効果を発揮するのは排卵する前です。排卵自体を防ぐので受精することがなくなり妊娠の可能性は限りなくゼロになります。

排卵後だと受精する可能性はあり、その後に子宮の状態がアフターピルの効果で着床できない状態になっていれば妊娠を回避できます。

妊娠適齢期の女性の体は、妊娠するために女性ホルモンが作用しています。避妊をしないで性交した場合、そのまま何もしなければ妊娠の可能性は高まります。

アフターピル服用後に低用量ピルを服用しましょう

アフターピルを服用しても避妊に失敗してしまう理由の多くは、アフターピルを服用した後の性交です。

アフターピルを服用してから5日程度、排卵が抑えられますが、その後には排卵があります。アフターピルを服用したことで安心して避妊せずに性交を行うのは危険です。

また、アフターピルを服用して少量の出血があったから消退出血だと思って妊娠をしなかったと思い込むのも危険です。

アフターピルはあくまでも、緊急避妊薬です。

アフターピルを服用した後は、低用量ピルの服用で避妊をして、消退出血の確認をして、できれば妊娠していないことを確認するまで性交は避けましょう。

そして、アフターピルで避妊しようとせずに、より避妊の確率を高めるために低用量ピルを服用するようにしましょう。

アフターピルを処方してくれる医療機関が、低用量ピルの服用をすすめる場合もあります。

まとめ

アフターピルを服用すると、2〜3日から1週間で少量の消退出血がきます。色は茶色でドロっとして2〜3日と短い期間の出血です。その後に2回目の消退出血がくることもあります。

アフターピルの服用後1週間以内に消退出血がこないこともあります。

最終的に、アフターピルを服用後、3週間以上(生理予定日から1週間以上)経っても消退出血がこないときは、医療機関を受診しましょう。

アフターピルを服用して避妊が成功したかどうか、早く知りたいときは、生理予定日3〜4日前には使用できる早期妊娠検査薬があります。

アフターピルを服用してから出血する可能性には、消退出血、通常の生理の出血、不正出血があります。ドロっとした茶色の出血は不正出血や生理の出血です。

サラサラして真っ赤な出血が少量だと、女性器内が傷ついた、受精卵が着床した、などのケースが考えられます。出血がしばらく続く場合は、異常妊娠や女性器内に重篤な異常があるケースです。

いずれ、妊娠の可能性があったり、異常な出血があったりした場合は、医療機関を受診しましょう。

参考文献:

緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)|公益社団法人日本産科婦人科学会

-アフターピル
-

Copyright © Pilltas, 2024 All Rights Reserved