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アフターピルは市販で売っている?薬局やドラッグストアでは?

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アフターピルは市販で売っているの?

アフターピルは市販では売っていない

現在の日本においてはアフターピルを手に入れる場合には必ず、医師による診察を受けた場合にのみ手に入れることが可能です。薬局などで他の風邪薬などとは異なり購入することはできません。

アフターピルは医療機関での処方が必要

アフターピルを手に入れるには、医師による診察が必要なります。

診察を受ける選択肢として「対面診察」か「オンライン診察」があります。

対面診察は通常通り、医療機関に訪問して直接医師と顔を合わせた状態で「性行為をした日にち」「アフターピル服用の経験」「排卵予定日、月経予定日」などの質問に答えた上で適したアフターピルが処方されます。

オンライン診察は医療機関には直接訪問せず、家などからスマホで医師と電話をしながら診察を行い、必要に応じてカメラ機能を用いて患部を映しながら診察を行い、アフターピルは中身がわからないように梱包されて郵送されてきます。

・アフターピルは薬局やドラッグストアではどうなの?

日本においては薬局、ドラッグストアではアフターピル購入は不可能です。

しかし世界的な潮流としてはアフターピルに関する規制の緩和の動きがあります。例えば世界保健機関(WHO)は下のように述べています。

All women and girls at risk of an unintended pregnancy have a right to access emergency contraception and these methods should be routinely included within all national family planning programmes.
(予期せぬ妊娠のリスクのある全ての女性及び少女には緊急避妊の権利があり、その手段は国による全ての家族計画プログラムに常に含まれているべきである。)

出所: Emergency contraception|World Health Organization 

※()内はスマートピル運営事務局による訳

こうした動きに鑑み、安全に、かつ容易にアフターピルを購入することが出来るような制度変更を示唆しているため、近い将来、身近な薬局やドラッグストアなどで購入が出来るようになるかもしれません。

しかし、今は医師の診療を経なければ基本的に入手ができない薬となっています。(2021年3月現在)

アフターピルはどこで処方してもらえるの?

アフターピルは病院で処方してもらえ

アフターピルは国に許可を得た医療機関であればどこでも処方してもらうことが可能です。

アフターピルは通販でも購入できる?

海外輸入の通販サイトなどでもアフターピル、またはその後発品のアフターピルが販売されていることがあります。また、個人輸入を代行するサービスも存在しています。しかし、中には薬が本物なのか偽物なのかがはっきりしていないものや、違法な手段で取引されたものがあります。

インターネット上で安易にアフターピルの購入をすることはお勧めできません。

アフターピルの通販は危険なのか?

一般的な価格より安い価格がつけられているアフターピルも散見されますが主成分は一緒でも使用している添加物等が全く異なっている可能性もあります。

特に相場に比べ極端に安い商品は、避妊効果が得られず妊娠したり、人体に有害な成分が含まれている場合があり数年後に体に悪影響を及ぼすリスクもあるかもしれません。

このため、医師の診察を受けて処方をしてもらうことをお勧めいたします。

アフターピルのオンライン診療とは?

アフターピルはオンライン診療で処方してもらえる?

2021年3月現在オンラインでの診療を通じたアフターピルの処方は可能です。

正式に規制が緩和されている状況ではなく、コロナウィルス流行の影響による時限的な措置ではありますが、恒久化に向かっているとされます。

アフターピルの処方も例に漏れず、チャットツールや、専用のアプリなどを使用しオンラインでの処方を受けることができます。

アフターピルはどこで購入するのがおすすめ?

アフターピルを病院で購入するのがおすすめの方

行為後、72時間以内に服用する必要があるため、すぐに医療機関を訪問することが出来る方に関しては、病院で購入することをお勧めします。

また、陰部に痛みある方や性病等の疑いがあり検査を行ってほしい場合などは、オンラインでの診察では困難なので医療機関に出向くほうが望ましいでしょう。

アフターピルをオンラインで購入するのがおすすめの方

アフターピルは上記でお話した通り、オンラインでの診察、処方が可能です。

アフターピルは行為後72時間に服用しなければならず、仕事の都合で医療機関に行く時間が確保できない、そもそも医療機関が近くにない方にはオンラインでの診察が向いていると言えます。

アフターピルは日本でなぜ市販されないの?

アフターピルは世界では市販されている?

ヨーロッパ諸国やアメリカ、東南アジアの多くの国では、低用量ピルやアフターピルが薬局やドラッグストアで市販化されており、誰でも簡単に手に入れることが可能です。

また、イギリスでは低用量ピルやミニピルは無料で、フランスではアフターピルが未成年に無料で提供されています。

アフターピルは日本でいつから市販される?

今のところ、アフターピルを市販で購入できるように明確な決定はなされていないのが現状です。

市販化されない理由は性教育や少子化対策と合わせた制度設計の難しさ重篤な副作用の危険性のある薬であることなどで解決の目処は未だ立っていない状況です。

まとめ

アフターピルが薬局やドラッグストアで購入が可能になると、誰でも手に入れることが可能になるため利便性が向上するメリットは大きいと思います。

アフターピルの市販化によって望まない妊娠をする女性を減らすことに繋がり、中絶により女性が受ける身体的・精神的苦痛やリスクも軽減できると考えられます。

しかし一方で、アフターピルがあるから避妊をしないで性行為を行う人の増加や乱用、犯罪率の増加等の問題が考えられるため、それらの問題をどのように対処していくのかを制度として確立しないと日本ではアフターピルの市販化を難しいと思われます。

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