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避妊に失敗してしまった…。アフターピルはいつまでに服用すればいいの!?

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日ごろ避妊に気を付けていても、様々な理由で避妊に失敗してしまうことはあります。

そもそも避妊方法がわからなかった!

コンドームが外れてしまった!

性犯罪に巻き込まれてしまった!

年代別や状況、環境によって避妊に失敗するリスクは誰にも当てはまります。

アフターピルを飲むことで妊娠確率は下がりますが、どこで購入していつまでに飲めば良いかわからず、いざと言うときに困ってしまう女性も多いです。

そこで、アフターピルをいつまでに飲めば効果があるのかや副作用など、アフターピルの使い方を詳しく解説していきます。

今まさにアフターピルが必要な方だけではなく、全ての女性にとって大事な情報なので、ぜひ読んでくださいね!

 

アフターピルはいつまでに飲めば良いか

妊娠を望まないのに避妊に失敗してしまったら、アフターピルを飲んで妊娠を阻止するという選択肢があります。

アフターピルは、いつまでに飲めば効果があるのでしょうか。

 

アフターピルの避妊成功確率

日本で唯一承認されているアフターピルである、ノルレボの服用方法はこちらです。

性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mgを1回経口投与する

引用元:医療用医薬品:ノルレボ

つまり「いつまでにアフターピルを飲めば良いか」という質問の回答は、ノルレボに関して言えば「72時間以内」ということになります。

ただ、72時間を超えたら全く効かないとは言えませんし、他にリスクある性行為からもう少し時間が経ってから飲むことができるアフターピルもあります。

72時間以内にアフターピルを飲んだ場合、120時間以内に飲んだ場合の避妊成功確率は以下のとおりです。

 

・72時間(3日)以内の場合

国内臨床試験において、性交後72時間以内にノルレボを飲んだ場合の避妊成功率は81.0%。

海外臨床試験において、性交後72時間以内にノルレボを飲んだ場合の避妊成功確率は84%でした。

つまり妊娠の不安がある性交から72時間以内にアフターピルを飲むことで、81~84%は妊娠が阻止できるということです。

 

・120時間(5日)以内の場合

海外の研究において、性交後72時間を超えて120時間以内にノルレボを飲んだ場合の避妊成功率は63%でした。

参考:FFPRHC Guidance (April 2006)Emergency contraception

72時間以内にアフターピルを飲んだ場合に比べると避妊成功率は落ちますが、性交から120時間までにアフターピルを飲むことで、妊娠を阻止できる可能性が十分にあります。

病院によっては、飲むタイミングが遅くなっても効果が出やすいアフターピルを取り扱っていることもあります。

こちらは国内未承認の薬ですが、海外では多く使われているものです。

時間が経ってから避妊の失敗に気が付いた方は、病院でしっかり相談してみましょう。

 

アフターピルはできるだけ早く飲みましょう

72時間以内にアフターピルを飲んだ場合、120時間以内に飲んだ場合を比べると20%ほど避妊成功率が違いました。

避妊成功確率は、72時間を超えたら急に落ちるわけではありません。

妊娠の可能性がある性交の瞬間から、時間が経つと共に効果が落ちて行くのです。

高い妊娠阻止率を望むなら、できるだけ早めにアフターピルを服用することが推奨されます。

 

アフターピルによる避妊を確認するには

アフターピルの効果は、次の生理が来ることで確認できます。

アフターピルの服用後3週間以内に生理が来たら、妊娠はしなかったと考えられます。

アフターピルを飲んだことや妊娠が成立したことにより、不正出血が起こる場合もあります。

月経が来ない限り、アフターピルの効果は確認できません。

個人差はありますが、3日以上出血が続く月経がくるまで判断できません。

また、生理予定日から1週間経過後は、市販の妊娠検査薬による判定も可能です。

 

アフターピルを120時間以内に服用できなかった場合は

避妊の失敗に気が付かなかった場合や忙しく病院を受診できなかったときなど、すぐにアフターピルを飲めないこともあります。

120時間(5日)以内にアフターピルを飲めなかった場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

アフターピルは飲んだ方が良いのか

結論として、妊娠を望まないなら120時間を超えていてもアフターピルを飲むという選択もあります。

アフターピルの効果は時間経過と共に弱くなることが確認されています。120時間以内の服用なら効果が確認されていますが、今のところ、120時間を超えてアフターピルを使用した場合の効果は確認されていません。

参考:日本産科婦人科学会 緊急避妊法の適正使用に関する指針

 

アフターピル服用後の副作用は

国内臨床試験において、国内の代表的なアフターピルであるノルレボを服用した方の半分近くが副作用を経験しています。

参考:医療用医薬品:ノルレボ

その多くは、アフターピル服用による消退出血(生理)や不正出血、頭痛です。

アフターピルを飲むことで現れる可能性がある副作用の例は、以下のとおりです。

  • 出退出血
  • 不正出血
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 身体のだるさ
  • 眠気など

現在主に使われているアフターピルのノルレボは、以前のアフターピルに比べて吐き気が出にくい薬です。

ただし日ごろから吐き気が出やすい方や、吐き気が強く出るヤッぺ法(中用量ピルを複数回服用する方法)による緊急避妊を行う方は、吐き気止めを処方してもらうと良いでしょう。

アフターピルが吸収される前に吐いてしまうと、効果がなくなってしまう可能性がありますので、服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合、医師に相談しましょう。

上記の症状以外にもアフターピル服用後に気になる体調変化があったら、早めに病院で相談しましょう。

 

アフターピル服用後、生理はいつ来る

アフターピルにより避妊が成功した場合、通常1~2週間以内に生理が来ます。

アフターピルの服用により生理周期が乱れるため、通常の生理日とずれることも珍しくありません。

早い方だとアフターピルを飲んでから2~3日以内に生理が来ることもあるし、遅い方だと3週間かかることもあります。

万が一アフターピルを飲んでから3週間経っても生理が来ないときは、産婦人科を受診しましょう。

 

アフターピル服用後、出血はいつまで続くのか

アフターピルを飲んだあとの出血は大まかに言うと2種類あります。

それはアフターピル服用による消退出血と、通常の生理です。アフターピル服用による消退出血の場合は、通常2~3日で出血が終わります。

消退出血がなく通常の生理が来た場合は、個人差がありますが3~6日程度出血が続きます。

消退出血と通常の生理のどちらかが起これば、妊娠回避できたと考えて問題ありません。しかし1日程度で出血が止まった場合は、不正出血である可能性が高いです。アフターピルによる不正出血は珍しくありませんが、月経とは違うものなので注意が必要です。

 

アフターピル服用後、生理がこない

アフターピルを飲んでも生理が来ない場合、妊娠を疑う必要があります。

病院を受診する目安は、アフターピルを飲んでから3週間経っても生理が来ない場合です。

もしくは定期的に生理が来ている方で生理予定日から1週間経っていれば、妊娠検査薬での確認も可能です。

アフターピル服用後に高温期が長く続いたり、基礎体温がブレることはよくあることです。

生理が3週間以上来なくて妊娠が疑われる場合は、病院で診察を受けてください。

 

アフターピルはどこで購入すればよい?

避妊に失敗してしまったら、早めに服用することが大切なアフターピルですがmいざと言うときに焦らないために、どこで購入できるのかを知っておくことが大切です。

今すぐにアフターピルが欲しい方も、以下を参考にアフターピルを入手してください。

 

アフターピルは病院で購入できる(処方を受けられる)

現在日本でアフターピルは、処方せん医薬品という扱いになっています。つまりアフターピルは、病院に行かないと購入できない薬ということです。薬局やドラッグストアでは、購入できません。

面倒なようですが、病院を受診して医師の診察を受け、正しい使用方法を指導してもらうことは大切です。

産婦人科だけではなく、一部の内科や皮膚科などでも購入可能ですのでまずは問い合わせてみましょう。

住んでいる地域のどの病院でアフターピルを出してくれるかを確実に知るには、保健所に問い合わせる方法が確実です。

 

アフターピルをネットで購入するリスクは

アフターピルを服用したい場合には医師の診察を受けることが前提です。しかし、必ずしも病院で実際に診療を受ける必要はなくなってきました。

コロナウィルス感染症の流行を機にオンライン診療に関する規制が緩和されてきました。これを機に、アフターピルをオンラインで処方するサービスは2021年2月現在いくつかあります。

また、アフターピルを購入する場合、ネットで販売されていることがありますが、基本的にはおすすめできません。アフターピルは確かに、医師の監督下であれば安全に服用できるようになってきた薬ではあります。

しかし、服用することに大きなリスクのある方々もいるからです。

また、購入したアフターピルが本当にアフターピルかどうか判断できない場合もあります。ネットで検索すると、海外から販売者が個人輸入したアフターピルが安値で販売されていることもあります。

しかし、本当に効果があるか、使用期限が守られているかなどの点で、信頼に足るものではありません。

また一番大事なこととして、こうしたネットで販売されているものは納期に時間がかかる場合が多々あります。

アフターピルには72時間という服用リミットがあるにも関わらず、すぐ薬が届かないというケースが多いのです。

考えてみればそうですよね。

いくらAmazonでも翌日に届かないことの方が多いですし、他のネット販売では小物でも1週間ほどかかることも多いです。

まして海外から個人輸入するというパターンの場合は、数ヶ月かかってしまうこともあり今欲しいというニーズを満たすことができません。

アフターピルを服用する場合、医師の診療が受けられる環境で医療機関から入手するようにしましょう。

 

アフターピルをすぐに入手したい場合は

ネットでアフターピルを購入するのは危険と言いましたが、病院が行っているオンライン診療なら問題ありません。

最短即日アフターピルを受け取れますし、24時間365日オンライン診療している病院もあります。

すぐに病院に行けるなら直接行った方が早いですが、時間帯やエリアによってはオンライン診療の方がすぐにアフターピルを受け取れることもありえます。なるべく早くアフターピルを飲むために、1番早く受け取れる方法を選択しましょう。

 

まとめ

アフターピルが必要なとき、72時間が1つの区切りですが、性交直後にアフターピルを飲むほうが避妊成功率は高いことが確認されています。

逆に性交から120時間を超えても、アフターピルの効果がゼロになるとは言えず、避妊に失敗して妊娠を希望しないなら、アフターピルの服用を検討しましょう。

妊娠は女性だけの問題ではありませんが、自分の身体を守れるのは自分だけです。正しいアフターピルの知識を持って、望まない妊娠を防いでくださいね。

[最終更新日:2022年1月13日]

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