アフターピル/低用量ピルのオンライン処方はピルタス

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低用量ピル

ピルは通販で購入できるの? どこで購入するのか安全で早いの?

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ピルは様々な目的で使用されているホルモン剤です。

最近ではオンライン処方等で、通販で購入することもできるようになりました。

ですが、「ピルを通販で購入しても大丈夫なのかな?」と不安に思われる方も多いのではないでしょうか。

今回はピルの購入の仕方について調査してみました。女性の皆さんぜひ参考にしてみてください。

ピルは通販で購入しても大丈夫なの?

通販のピルは危険なことがある

医療機関ではない会社や個人から、医師の診断なしでピルの通販という形式での購入は日本では禁止されており、非常に危険性が高い場合が多いです。

※2021年2月現在では医師によるオンライン診療を受けた後でネットを介して医療医薬品を購入することができます。

通販で販売されているピルは、ほとんどが海外から個人輸入したもので、1シート1,000円台~2,000円ほど、中には1,000円以下の安価で販売されているものもあります。ですが、偽物の可能性もあるなど危険があります。

そもそも、日本では、本来個人輸入した薬剤は自分自身でしか使用してはいけないことが医薬品医療機器等法で決まっています。個人輸入した場合、その薬剤が法律に違反していないことを証明する証明書(薬監証明)が必要となりますが、インターネット上の通販販売では、販売元がその証明書を取得しているかどうか確かめることができません。

インターネット通販で販売されているピルの商品名で多いのは「マーベロン」「トリキュラー」等が挙げられます。

通販のピルは法律違反なだけじゃない!中身に問題がある場合も!

違法に薬物を販売しているというだけでももちろん危険なのですが、危険なのはそれだけではありません。

薬の内容や形状に問題があるかもしれないのです。

ピルは女性ホルモンを主成分とするホルモン剤です。海外から個人輸入した薬剤では、成分の詳細等も把握できない、あるいは正しく表記されていない可能性もあります。

ホルモンの含有量が多いことで副作用が強く出てしまうことや、逆に含有量が少ないことで十分な効果が得られないといったことが起こり得るのです。

また、偽物が届くことや、不純物が混入しているリスクもあります。

これでは、副作用で苦しんだり、場合によっては命に関わったり、また避妊効果や月経困難症等の治療効果が得られなくなってしまったりと、危険がある可能性があります。

また、ピルは誰でも服用できるわけではありません。

以下に当てはまる方は服用ができない可能性があります。

  • 前兆のある偏頭痛を持っている方
  • 高血圧、糖尿病、血栓症、心臓の病気などにかかったことがある方
  • 乳がんにかかったことがある方
  • 手術後、出産後の方
  • 40代、50代の方
  • BMIが25以上の方

このようにピルの服用前に確認すべきことがあります。また、副作用等が出現したときの対応等についても、十分に理解しておく必要があるため、医師の服薬指導が欠かせないのです。

ピルは国内では医師の処方なしには販売が許されていない薬です。基本的に個人や会社が病院を介さずに売っている商品を買うことは危険な行為です。

ピルはどこに行けば処方してもらえるの?

では、ピルを処方してもらうためにはどこに行けば良いのでしょうか。

日本ではピルは薬局やドラッグストアには並んでおらず、通販サイトでも販売が禁止されています。

これはアフターピル、低用量ピルのいずれも同じです。その理由は、日本では低用量ピルもアフターピル も「医療用医薬品」に該当するため、医師の処方せんがないと患者さんに渡してはいけない薬だと法律で決まっているためです。

現在厚生労働省ではアフターピルのみ医師の診察無しで購入できるよう検討を進めているとの報道がありますが、現時点では原則医師の処方せん無しには服用できません。

参考サイト:増える”望まぬ妊娠”…処方箋必要な「アフターピル」薬局で買える日は|西日本新聞

ピルは病院やクリニックで処方してもらいましょう

病院のホームページを検索すると、「ピルに対応」などと記載してあるので、一度自分の家や職場の近く等、行きやすい病院を検索してみてください。アフターピル など時間を気にする薬に関しては皮膚科などでも取り扱いがあることがあるので、確認しましょう。

ピルを処方しているピルを服用する目的や、ライフスタイル等自分自身に適した種類のピルを処方してもらえるだけでなく、服用の方法や副作用について等、知りたい情報を直接説明してもらうことが可能です。

ピルの服用に対する不安や疑問点等も、その場で納得するまで質問することができます。

ピルは女性ホルモンをコントロールするお薬です。

私たちが日常でも良く「女性ホルモンの変化による~」や「ホルモンバランスが~」という言葉を耳にするように、ホルモン量の些細な変化でも私たちの体は敏感に感じ取ります。ピルの服用を始める際には、ピルについて正しく理解しておくと安心ですね。

忙しい女性や婦人科受診に抵抗がある方女性の強い味方!ピルはオンライン診療でも処方してもらえる!

婦人科やレディースクリニックの受診に対し、敷居を高く感じている人も多いのではないでしょうか。また、特に女医がいる病院はやはり人気で、待ち時間が長くなってしまう傾向にあり、余計受診しにくくなってしまっているかもしれません。重ねて、今このご時世、新型コロナウイルスの感染のリスクがあることから、受診をためらわれている方もいらっしゃるかしれません。

そういった方にはオンライン診療・オンライン処方という選択肢も出てきています。(2021年2月現在)

オンライン診療・オンライン処方って何?

そもそも、オンライン診療とは、どういったものなのでしょう。

オンライン診療とは、インターネット等を使用した遠隔診療のことです。

わざわざ病院に行くということをしなくてもよいので、大変便利ですね。

病院やクリニックによって、アプリを使用したオンライン診療を行っている所もあれば、電話で行っている所もあります。

お薬は、即日発送で郵送にて直接自宅に届く場合と、処方せんのみが自宅に届き自分で薬局に行ってお薬をもらうという方法があるようです。

通販とは異なり、オンライン上でしっかりと医師の診察を受け、質問などもできる上、病院に出向く手間が省けるので、非常に便利で安心ですよね。

オンライン診療・処方に対応している医療機関を探して利用するのも一つの手ですね。ピル処方を行っている婦人科やレディースクリニック等の医療機関はたくさんありますので、信頼にたるかをご自身で確認した上で診療申し込みをしてください。

そもそも、低用量ピルの効果と副作用にはどんなものがある?

ピルをもらうには、病院を受診する、もしくはオンラインで診察を受けることが必要であることはもうわかりましたね。

そもそも、低用量ピルの効果と副作用にはどのようなものがあるのでしょうか。最低限のことだけでも知っておくと、診察もスムーズに進みますので、一度ピルの基礎知識を確認しておきましょう。

低用量ピルの効果は?

低用量ピルと聞くと、まず「避妊薬」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。もちろん避妊の目的で使用されることもありますが、低用量ピルの効果は避妊だけではないのです。低用量ピルの効果をみてみましょう。

効果1.避妊率が高い

ピルを毎日一定の時間に忘れることなく服用している場合の避妊率は約99.7%であるとされています。

このことから、非常に高い避妊率が得られることがわかりますね。万が一飲み忘れてしまった場合でも、飲み忘れに気が付いたタイミングですぐに服用すれば、約92%の避妊率となります。避妊を望んでいる人にとっては、お薬を飲むだけで高い避妊率を得られるので、妊娠を望まない人にとって魅力的ですね。

効果2.生理周期が安定する

ピルには生理周期を安定する効果もあります。生理不順には様々な原因がありますが、多くは排卵の異常が関与しているとされています。低用量ピルを服用することで排卵は一時的に止まりますので、生理不順の原因が取り除かれ、生理周期が整いやすくなります。中にはピルを服用しても生理周期が安定しない人もいますので、その場合は医師に相談してみても良いかもしれませんね。

効果3.生理痛やPMS(月経前症候群)の症状が軽くなる

ピルには、生理痛やPMSの症状を改善する作用もあります。生理痛の重だるい下腹部痛、またPMSの頭痛や吐き気、肩こり、めまい、肌荒れ、腰痛、腹痛、イライラする、悲しくなる、憂鬱になる、等の症状は本当に辛いものばかりですよね。女性には1カ月に1回、生理前~生理中の時期があるので、中には、月の半分くらいは辛い症状に悩まされてしまっているという人もいます。そんな人は、ピルを服用することで症状を軽くできる可能性があります。これは非常にありがたいですよね。「排卵が止まってしまって大丈夫なの?」と不安に思いますが、99%の人がピルの服用を中止して数カ月以内には排卵が再開されますので、安心してくださいね。

効果4.ニキビや肌荒れが改善する可能性がある

なんと、ピルは美容にも良いとされています。額や顎等顔回りにできる頑固な大人ニキビは、男性ホルモンの分泌量が過剰になることで、肌の油分と水分のバランスが崩れ、できてしまいます。ピルにはニキビの元となる黄体ホルモンや、卵巣・精巣由来の男性ホルモンを抑える働きがあるため、ニキビや肌荒れの改善が期待できます。

効果5.子宮がんや卵巣がんの予防ができる

ピルには女性特有の癌のリスクが下がる可能性があるという効果もあります。ピルを服用することで、毎月妊娠に備えて分厚くなっていた子宮内膜が常に薄く保たれるようになるため、子宮がんの発生のリスクが下がるとされています。ある研究では、「ピルを10-15年間使用することで、子宮癌、卵巣癌になるリスクが半減する」ということが明らかになっています。

ピルには、避妊効果だけでなく、女性にとって嬉しい効果がたくさんありましたね。ですが、ピルもお薬なので、作用=効果だけでなく、副作用が出現するリスクもあります。

低用量ピルの副作用にはどんなものがある?

次は、低用量ピルの副作用にはどんなものがあるのか確認してみましょう。ピルの副作用で一般的な症状には、吐き気、頭痛、胸の張り、眠気等があります。これらは、体の中で女性ホルモンの量が急激に変化することによって起こってしまいます。体がまだピルに慣れていない時期、具体的には飲み始めて1~2か月ほどの間に出やすいとされています。ですので、体がピルに慣れていって、女性ホルモンの変動が落ち着いたころには、副作用が目立たなくなることが多いです。

上に挙げたのはあくまでも一つの例です。副作用は出る症状の種類も、程度も個人差が大変大きいです。副作用を感じずに服用できるのが一番ですが、副作用が辛い場合はもう一度医師へ相談してみるのも良いかもしれませんね。我慢できそうな程度の場合は、数日様子を見てみるのも良いですね。

そしてもう一つ、ピルを服用する人が必ず知っておくべき重大な副作用があります。それは血栓症です。血栓症は、血管の中に血の塊が作られ、その部分の血液の流れが滞ったり閉塞したりする状態のことです。血栓症の症状には、ふくらはぎや足首の痛みやむくみ、足のしびれや麻痺、胸の痛みや頭痛、めまい、失神などがあります。ピル服用中にこれらの症状が出た場合は、すぐに受診しましょう。

もピルの服用開始後1~3カ月までに起こりやすいとされています。それ以降は発症率が減っていきます。医師や薬剤師から十分に説明を受けるようにしましょう。

また、リモートワーク等により長時間同姿勢でいることや、水分摂取量が不足している状態ではさらに血栓症のリスクが高まります。ピルを服用する場合は、いつも以上に水分摂取を心がけ、時々は体を動かしてストレッチをするよう意識しましょう。血流を良くすることが大切ですね。

まとめ

ピルは様々な嬉しい効果もありますが、注意すべき副作用もありましたね。また、安全に手に入れるためには、受診やオンライン診察が必要であることもわかりましたね。安いから、便利だからという理由で、通販でピルを購入するのは危険です。自分に合ったピルを服用して快適な毎日を手に入れるためにも、きちんと診察を受けましょう。

[最終更新日:2021年2月12日]

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