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アフターピル(緊急避妊薬)の値段は?薬の種類と料金の違いについて

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妊娠を望まない女性にとって重要なのがアフターピルです。

避妊に失敗した場合はなるべく服用したいですが、値段も気になりますよね。

「アフターピルは高い」と聞いたことがある方もいるかもしれません。

実はアフターピルの料金は、選ぶ薬や病院ごとに違うんです。

アフターピルの料金や、購入方法ごとの相場などを詳しくご紹介します。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段は?

薬を持っている女性の画像

妊娠を望まない女性にとって、いざと言う時に頼りになるアフターピルですが。

アフターピルにはいくつか選択肢があり、選ぶ薬によって料金が異なっています。

アフターピル(緊急避妊薬)とは?

避妊に失敗した場合に服用し、妊娠率を下げる薬をアフターピル(緊急避妊薬)と呼びます。

女性ホルモンの量をコントロールすることで、排卵を遅延させたり、排卵そのものを防いだりすることで妊娠成立を防ぐものです。

日本では現在医師の診察を受けないと購入できません。

アフターピル(緊急避妊薬)の種類

国内で使われているアフターピルは、主に4種類あります。

  • ノルレボ
  • レボノルゲストレル
  • エラワン
  • ヤッペ法(プラノバール)

それぞれ料金が違い、特徴も異なっています。値段だけではなく、不安な性交からの経過時間も考慮して選ぶことが大切です。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、ノルレボについて

国内だけではなく、海外でも広く使われているアフターピルです。

20年以上の歴史がある薬で、日本では2011年に承認されました。

特徴は高い避妊成功率と、承認薬であるため入手が容易なことです。

ノルレボ錠の場合、性交から72時間以内で98%の避妊率です。

保険適応外のため病院ごとに料金が異なりますが、相場は9,000~15,000円ほどです。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、レボノルゲストレル について

レボノルゲストレルは、ノルレボのジェネリック薬です。

レボノルゲストレルはノルレボと成分が同じで、研究費用がかかっていないので薬代が安いのが特徴です。

相場は6,000~10,000円あたりで、ノルレボよりも安いです。

まれにジェネリックの添加物が合わないという方もいるので、医師とよく相談の上で選びましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、エラワンについて

2021年現在、最新のアフターピルがエラワンです。

日本国内では未承認ですが、取り扱いのある病院も増えてきています。

性交から72時間以内に服用しないと避妊成功率が落ちてしまうノルレボに対し、エラワンは性交後120時間まで避妊成功の確率が高い避妊薬です。

値段の高さと取り扱う医療機関の少なさがネックであり、相場は13,000~17,000円ほどです。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、ヤッペ法(プラノバール)について

ノルレボの承認前までは、プラノバールなどの経口避妊薬を4錠服用するヤッペ法という緊急避妊法が主に行われていました。

危険な性交から72時間以内に2錠服用し、さらに12時間後に2錠服用します。

WHOによると、ヤッペ法を用いての避妊はノルレボなどの緊急避妊薬を1錠服用することに比べ安全性と避妊成功率の両面で劣ります。

値段は他に比べてかなり安く、3,000~5,000円ほどです。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段は他の方法と比べて安い?

タフターピルは決して安い薬ではありません。妊娠を避ける別の方法と比較すると、アフターピルの相場は安いのでしょうか。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、中絶費用との比較

アフターピルは、妊娠が成立する前に服用する薬です。

服用が間に合わなかったり、飲んでも妊娠してしまった場合に妊娠継続を望まないなら、人工妊娠中絶を行う必要があります。

中絶の費用は、妊娠してからどれくらい経ったかによって変わります。

妊娠初期と呼ばれる妊娠11週6日までの中絶なら、費用の相場は10~15万円ほどです。
妊娠中期となる妊娠12週~21週6日の中絶は、20~40万円程度かかります。

妊娠が成立してしまうと、アフターピルに比べて必要な費用が大きくなります。
もちろん手間や母体にかかる負担も、アフターピルの服用と比べると大きくなってしまいます。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、低用量ピルとの比較

妊娠の確率をできるだけ下げるなら、低用量ピルを毎日服用するのが望ましいです。

アフターピルの避妊率は高くても98%ですが、理想的な方法で低用量ピルを継続的に服用し続けた場合の避妊率は99.7%です。

女性主体で計画的に避妊でき、人によってはニキビや肌荒れが改善したり、生理痛が軽減するなどメリットを実感します。ただし、リスクもあり、血栓症や子宮頸がんの発症率が高まります。

避妊目的で低用量ピルを飲む場合の料金は、1シート2,000~3,000円ほどです。

月経困難症や子宮内膜症など病気があり保険適応となれば、800~2,000円ほどで服用できます。

アフターピル1回分の料金で1年ほど低用量ピルを飲めますし、避妊の確実性も高まります。

【アフターピル(緊急避妊薬)の値段】病院/薬局/オンライン診療でどの方法が良い?相場は?

アフターピルの購入は、保険適応外のため医療機関が自由に値段を決められます。

値段以外にもそれぞれメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法でアフターピルを購入しましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、病院について
近くにある病院やクリニックで、直接医師の診察を受ける方法です。
婦人科のほか、内科や皮膚科などでもアフターピルを取り扱っていることがあります。

病院のアフターピルの相場は、以下です。

  • ノルレボ 9,000~15,000円
  • レボノルゲストレル 9,000~15,000円
  • エラワン 13,000~17,000円

医師と直接会って話せるので安心感がありますが、行く時間がない方や病院へ行くことに抵抗がある方もいますね。

夜間や土日祝日の対応が少ないのも、病院でアフターピルをもらうデメリットの1つです。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、薬局について

病院で診察を受けてアフターピルをもらう際に、その場で薬をもらえる場合と、処方せんを持って薬局で薬を受け取る方式の病院があります。

処方せんを出された場合は好きな薬局で薬を受け取れるので、都合に合わせて薬局を選べるメリットがあります。

しかしアフターピルを在庫していない薬局も多く、受け取りに時間がかかることも。

薬局での受け取りは、病院でアフターピルをもらう場合に比べて、数百円ほど高くなります。

現在は多くの病院が、病院でそのままアフターピルを受け取れるようにしていますが、詳しくは受診予定の医療機関に問い合わせましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、オンライン診療について

専用アプリやLINEを使い、オンラインで診察してアフターピルを出してくれる病院も増えてきています。

オンライン診療の場合は、スマホやパソコンのビデオ通話で診察後、薬が自宅まで郵送されます。

直接病院に行く必要がなく、24時間365日対応可能な病院も多く緊急時にも利用しやすいのが特徴です。

最短当日に受け取れますが、地域によっては配送に時間がかかるため直接病院を受診した方が早く受け取れるケースもあります。郵便局留めやコンビニ受け取り可能なクリニックもあります。

オンライン診療でのアフターピルの相場は、送料など諸経費がかかるため、病院で直接受け取る場合に比べ高くなります。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段は海外製の方が安い?

日本以外の諸外国において、アフターピルはとても身近な薬です。
料金も日本とは違い、数百円~3,000円ほどで購入できます。

病院によっては安い海外製のアフターピルを輸入し、処方してくれることもあります。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、海外製について

海外製のアフターピルも成分は国内で使われているものと同じで、ノルレボの成分であるレボノルゲストレルです。

国内のジェネリック薬と同じように、主成分や効能効果は同じで製法や添加物だけが異なっています。

安い海外製のアフターピルを日本で処方してもらう場合、国内のジェネリックと比べて1,000~2,000円、ノルレボと比べれば3,000~5,000円以上安く済みます。

オンライン診療を行っている病院では、安い海外製アフターピルを扱っていることもありますので、不安な場合問い合わせましょう。

アフターピル(緊急避妊薬)の値段、海外製のリスクについて

病院が海外製の薬を処方する場合、地方厚生局に輸入する薬の内容や目的等を申請し、輸入確認申請を取得する必要があります。

そのため個人輸入の通販より安心して飲めますし、万が一副作用が起きた場合にも医療機関で処方された薬については医薬品副作用被害救済制度を利用できます。

安い海外製のアフターピルを飲むなら、必ず医師の診察を受けて病院で処方してもらいましょう。

まとめ

アフターピルは女性の身体を守る薬の1つですが、高額というデメリットがあります。

できるだけ安い方が良い場合もあれば、とにかく避妊確率が高いものを選ぶたいシーンもあります。

アフターピルの特徴や料金を把握した上で、医師に相談すると自分の状況にあったアフターピルをスムーズに選べます。

万が一のときに焦らないように、アフターピルのことを覚えておくと安心です。

参考文献:

医薬品副作用被害救済制度に関する業務|独立行政法人医薬品医療機器総合機構

緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成 28 年度改訂版)|日本産科婦人科学会 

ellaOne 30 mg tablet|HRA Pharma UK and Ireland Limited

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